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インダストリー・プロダクツカンパニー(オハイオ州ピクア)は、魅力的な車をディーラーに届け、小売顧客に快適な試乗を体験して頂くというメーカーのニーズをサポートする、輸送資材の開発を手がけます。小売顧客が決して目にする事のない一見シンプルな、インテリアドアカバー、バンパープロテクターやホイールカバーは、個々の車種に適切かつ最も効率的な保護製品に仕上げるため、素材設計、耐久性において豊富な知識を必要とします。
40年以上の間、IPCはティア1のサプライヤーとして時宜を得た方法で最先端の解決策を提供出来るよう、専門知識と顧客との相互関係とをうまく統合してきました。研究開発、機械、素材相談および製造まで、IPCは顧客が必要とする部品の提供をもって、車両生産をお手伝いします。IPCの提案: |
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20年に及ぶ知識基盤に加え、輸送における資材の問題を確実に解決するための個々の顧客へのアプローチ。
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試験および分析を通して実証された一貫した研究開発とプロジェクト管理。
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ツーリング、型抜き技術、接着技術およびフィルムを含む完成製品に関する他に類を見ない経験と知識。
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より環境に優しく高品質なポリエチレンの導入など、輸送用の既成製品を自社で革新する能力。 |
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輸送に使用される部材(組立までの段階で使用され、ディーラーで取り除かれる)は、滑らかな走行体験、傷の無い外観、および完全な車両性能を確実にします。ホイールフィルムは特に、デスバレーでの40℃(100°F) 度を超える夏の猛暑から、-35℃ (-30°F) のアラスカの極寒まで、様々な地形全体で、両極端な温度変化に耐えうる素材で構成されなければなりません。
ホイールカバーフィルムは、ホイール表面で小さく割れたり、残留物として沈着する、などの問題が無いように検査されなければなりません。また、高速走行時にも、ホイール上にしっかりと固定され、ディスクブレーキ表面の錆や穴の原因となる、割れ目からの湿気を食い止める必要があります。
某大手自動車メーカーは、ホイール内部にフィットする、ワックスを浸み込ませたダンボールで成形されたカバーを使用していました。 しかし、その部分は時折発火してしまい、他の保護方法も環境に悪影響を及ぼす残留物をローターに残してしまいました。
メーカーの技術者は、ホイールフィルムにおける専門的技術で注目されているIPCに目を向け、1年間の協力関係を作るため、ピクアにチームを派遣しました。同時に、日本、アメリカ、カナダを含む地理的な市場の範囲で、ダンボール製カバーに代わる適当な代替品を決定することになっていました。新しいプロトタイプの開発、試験、導入、そしてメーカー内で世界的合意に達し、次のモデルデザインに向けて新部品を送り出すことが目標とされました。
最初の9ヶ月間、IPCは新素材と概念を生み出すために、速いペースで製品試行とサンプル開発を行い、既存のプロトタイプと「新開発」の両方をテストしました。顧客は、IPCと同じ実験パラメーターを使用し、傾向検査を行うことになります。様々な素材で試み、テストし、チームは新しい選択肢を確認し、塩ビフィルムからポリエチレンフィルムに切り替えました。 |
いくつかの問題は、研究開発の過程で克服されました: |
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形状分析: IPCの技術者は、フィルムが様々な車両モデルのホイール仕様に対し、融通性をもって適合するかどうか確認し、それを立証するために形状開発に絶え間なく取り組みました。
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金属: IPCの技術者は、ホイールフィルムがどの様にクロムやつや消しアルミニウムに適用されるかを把握し、温度変化の中での完璧な基盤接着のため、接着剤に関する徹底的な社内知識を駆使しました。
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部品数: IPCは、部品数の多さと、全体的な費用の大きさは比例すると考えました。そこで、25種類の様々な形のホイールフィルムを開発する代わりに、工学的ノウハウに基づいて、モデルにフィットし組立に耐えうる、より少ない型抜きによる部品設計をえらびました。 |
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共同作業で見出された解決策は、IPCが顧客である日本と北米のブレーキ部門の技術者に提示した、革新的なホイールフィルムの原型にありました。IPCは、製品機能、耐久性、素材と部品仕様に応える、ユニークなホイールフィルムの原型を提示しました。さらに、製品を微調整するため北米開発チームの拡張地点となり、顧客との協力態勢を拡充しました。
4ヶ月にわたり自動車メーカーとの間で、IPCの研究開発、工学、デザイン、プログラム管理、顧客サービス、および販売のチームは、発売が予定されている次年度モデルの最新型ホイールフィルムをデザインしお届けするために、Eメール、テレビ電話、優先配信、およびファックスでのやり取りを行いました。メーカーは、研究開発の期間、部分的な反復ごとに変更を求められ、調節に最大3日が与えられましたが、IPCのツーリング能力のおかげで、現場で簡単に達成されました。
IPCの専門知識は、接着剤が既に塗布されている厚さ2ミリのホイールフィルムの、特定の製造と型抜き技術の必要条件を満たすことが出来ました。これには、機械工がフィルムの裏張りと接着が完全な状態で確実に残るよういするために、高い精度、公差、カットコントロールをもって、一貫して平衡のとれたプレスを使用する事で素材を部分的に切り込むという、繊細な「キスカット」工程を必要としました。 |
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顧客のためにIPCが紹介した、注文を受け設計され特製されるホイールフィルム製品の概念は、日本と北米の自動車製造工場において、シェア100%を誇っています。この革新技術は、危険で非環境対応型の製品から、世界的チームに受け入れられた、洗練された解決策として取って代わりました。
「幣社が世界的規模で提供したあらゆる専門的技術の水準は約束されており、今日までのIPCにとって、最も価値のあるものとなるでしょう。私達が得たホイールフィルムにおいての専門的技術は、IPCによって大手自動車メーカーが、先ず初めに十分に機能しない部分を新しいものに入れ替えるのに役立ちました。途中では、IPCは優れた顧客サービスを提供し、顧客と共に最終締め切り期限に間に合わせ、問題を解決しました。全体的に見ても、この経験はあるべきモデルと言えます。」− スティーブ・ワイクス (IPC アカウント・マネージャー) |
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